ガソリン代は一向に安くなる気配がありませんが、今後はどうなるのでしょう。気になったので税金と原油という観点から調べてみました。

 

ガソリン税と石油ピーク

 

まず税金ですが、ガソリン代には揮発油税という税金が含まれています。(消費税とは別です。)税額は1リットルあたり53.8円。かなりの高額です。リッター100円というような時代もありましたが、そのときには半分以上が税金だったというわけです。初めて、そのことを知ったときには驚きました。

 

『これだけガソリン代が上がってのに、税負担がこんなにあるなんてふざけている』

 

そんなふうに思われる方もいるかもしれませんが、実は日本のガソリン税は世界の中で、それほど高いわけではありません。

 

財務省のサイトに各国のガソリン代を比較した表が掲載されています。

http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/133.htm

 

これをみると、ドイツやイギリスといったヨーロッパ諸国のほうが税金は高いということがわかります。

 

メキシコやアメリカ、オーストラリアなど日本よりガソリン税が安い国もありますが、これらの国々は原油の産出国でもあります。原油を自国内で産出していない国のなかでは、日本は税負担が最も低い部類に入るわけです。

 

このデータをみると、そう簡単に国が税額を低くすることはないのかなと思います。

 

また、原油価格については投機の対象になっているから高騰しているというだけでなく、現実問題として産出量のピークが過ぎているためという説もあります。(『石油ピークが来た』という本が一番参考になるかなと思います。)

 

石油資源が枯渇する方向に向かっているとすれば、ガソリン代がどうこう言っていられるような状態ではなくなります。(生活そのものが出来なくなる恐れもあります。)

 

いずれにしても、今の原油価格高とそれに伴うガソリン代の上昇は一時的な現象とは思わないほうが良さそうです。環境を守るためにも、エコドライブを意識しましょう。